ハイプロンの注意点について
ハイプロンは強力な効果をもっている入眠導入剤であるぶん、服用に際し注意しないといけない点がいくつかあります。
ここで、どのような点に気をつけて服用すればよいのか解説していきます。
ハイプロンは超短時間作用型の睡眠薬で、作用時間が非常に短いことが特徴です。
一般的に服用から30分ほどで効果が発現し、4~5時間は効果が持続します。
そのため、睡眠途中で起きて活動することは避けてください。
ハイプロンのもつ脳の活動を抑制する効果が残っていることから、副作用が現れるリスクが高まってしまいます。
途中で起きて活動しないといけない予定がある日はハイプロンの服用を控えましょう。
また、ハイプロンとアルコールとの併用は禁止されています。
アルコールを代謝する際に発生するアセトアルデヒドという物質が、脳の活動を活性化させてしまうためです。
この働きによってハイプロンの効果が正常に現れなくなるだけでなく、副作用のリスクも高まります。
また、睡眠の質が低下し「熟眠障害」の原因にもなるため、ハイプロンを服用する際は飲酒を避けましょう。